「腕全体脱毛」治療1回目の症例解説です。
監修医師
ゴリラクリニック総院長稲見文彦
ゴリラクリニック横浜院にご来院頂いた西野誠さまからのご相談は腕の毛に関するお悩みです。
まずはお悩みの詳細を問診致しました。西野さまが毛を気にされ始めたのは高校生くらいのときだったそうです。元々毛深くはなかったそうですが、成長期の影響もあってか、だんだんと毛が濃くなり始め、高校3年間のうちで”自分は他の人よりも毛深い”という意識が出てきたのだとか。
腕は毎日目につく部位であることに加えて、夏の制服で半袖のカッターシャツを着なければならず、この時期は特に気にされていたそうです。
当院には西野さまのように学生の患者様もいらっしゃいます。学生や社会人を問わず夏の時期には半袖を着るため、毛に対する周りの視線が気になるとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
西野さまは現在、ご自分での剃毛はされていないようです。腕の毛が気になり始めたという高校生の頃、一度だけT字のカミソリで自己処理をされたそうですが、カミソリ負けによって赤みが出てしまったり、新しく生えてきた毛が以前よりも太くなっていたと感じたことから自己処理をしなくなったのだそうです。
カミソリでの剃毛は肌へのダメージも大きく、生えている毛と一緒に皮膚表面の角質までも削り取ってしまいます。敏感になっている肌を保湿せずに放置したり、刺激の強いローションを使ってしまうと赤くなりヒリついてしまうのです。
また、身体の毛を剃った後に新しく生えてきた毛は濃くなったように感じることがあります。これは、毛を根元部分(毛先よりも太い部分)で剃ることや斜めに剃ることによって毛の断面が広くなり、毛の黒い部分が広くなったため濃く見えているのです。
適切な処理の仕方が分からず毛の濃さに悩まれていたとき、知り合いの方がヒゲとワキの脱毛をしていることを知り、ご自身も脱毛することを決意なさったそうです。
腕全体脱毛 1回目施術
それでは、これから西野さまの脱毛1回目の施術を行ってまいります。西野さまがご利用になるのは「腕ツルコース」です。
西野さまの事前のカウンセリングでは、脱毛施術時の痛みに不安があるとのお話を伺っておりました。特に脱毛が初めての患者様からは、脱毛の痛みに関する質問やご不安が多く挙げられます。
当院では、こうした患者様の心配や不安に向き合うため、納得して頂くまでご説明をさせて頂いております。また、3種類の麻酔もご用意しておりますので、患者様一人ひとりに合わせた施術の提案が可能となっております。
西野さまには脱毛後のご自宅での保湿ケアに取り組んで頂きますよう、ご説明を致しました。次回も万全の状態で施術できますよう、心からお待ちしております。
ゴリラクリニック総院長 稲見文彦